ベビ待ちさんにもお薦めしたい一冊「聖なる産声」山縣良江(たま出版・正食出版)

自然育児 出産編
07 /08 2012


聖なる産声(うぶごえ)/たま出版

¥1,050
Amazon.co.jp


私が妊娠して初めて手にしたのがこの本なのですが、今読み返してみても深い感動に包まれる良書だと思います。

実はベビ待ちさんほど、今すぐ手にして欲しい一冊でもあります。

ここでは、胎児を無事はぐくみ、元気に産み育てていくにふさわしい生活観、女性観、人生観が余すところなく書き表されています。

また、いざという時の自分で産むための心得・準備等が書かれてあり
第5子の家庭分娩に際し、再び紐解いて参考にした部分も多くありました。


要は「女として」幸せに生きていくために、心も体も改善して、食い改めましょうね、と教えてくれているのですが、さすが年配の助産師さん、なかなか深いのです。

この「女として」に重点を置いて書かれているからこそ、ベビ待ちさんにも!と考えるわけですが

ここには、理想と現実がかけ離れてしまっている人への慰めの表現なんてありませんからそのつもりで読んでください。

読者の反感は一つも買わないようにと、当たり障りのないきれい事を並べるでもなく
自爆ギャグで自分を低めて笑いものの種として読者の慰めとなるでもなく
(これだと、心に何も残らない)

伝えなければならないことは、ナイーブな事も、たとえ厳しいと思われることでも書かれています。

しかし、どうやらその想いが著者の高い所から出てきているようで、素直にすんなりと言葉やその想いが入ってくるからスゴいです。

一文字、一文からにじみ出る彼女の人間性に触れ、読み終えた後は
ちょっとだけ向上できた気分になれるし、読む前よりも良いママになっている気がするから不思議です。





そもそも人間って、失敗したり、恥を掻いた方が、向上が促進されて早く上に上がれるのですよね、、、(私なんか、生き恥ばかりあせる)

嫌な想いを一つもせずに向上する方法は

この著者のように、みんながそうかそうかと納得して、実践できるような幸せの指針を分かりやすく示してあげることのようです。

慰めのぬるま湯に浸かる一方で
自分を刺激し、向上させてくれる何かを探る事も
人間として、母親として大事な仕事だとこの本を通して考えさせられました。

皆さんもぜひ参考になさってみてください☆



ちなみに
この本を私に手渡してくれたのは、当時29歳とまだ若かった夫でした(笑)

実は、夫に手渡してくれたのが、著者である山縣良江さんご本人であり
独身時代にこの方が営まれていた屋久島のペンションでお世話になった折に頂いたのだとか。

「あんた、良い顔をしているね」
「洋服はこうして畳みなさい」
などなど、愛情深くいろいろ指導をしてくれたようです。


今でも、夫宛に届いた訃報のお葉書が大事に本にはさまれています。


私たちが宿した魂の
聖なる産声が彼女の元にも届くよう
祈りながら残りの4ヶ月を過ごしていきたいと思っております。

ありがとうございました。
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